ルーミスの「やさしい人物画」 という本をご存知でしょうか。 イラスト練習の教本としてよくおすすめされている本なので、イラスト練習をしている人はご存じかもしれません。 実はこの ルーミスのやさしい人物画の原本は無料でPDFをダウンロードがすることができます。 ダウンロードできるのは英語版ですが模写するならあまり問題ありません。 ただどうして市販されている本が無料でダウンロードできるのか不思議ですよね。 「著作権が切れているから」といわれていますが果たして本当でしょうか? この記事ではルーミスの「やさしい人物画」の無料ダウンロードについてご紹介しています。 無料ダウンロードできるサイトもあわせて紹介しているのでよかったらご覧ください。 やさしい人物画について ルーミスの「やさしい人物画(原題:Figure Drawing For All It's Worth)」は1943年に出版された本 です。 ルーミス自身がイラストレーターだったということもありイラストレーターに人気が高く、かなり昔の本にも関わらず、現在でもイラストの教本として紹介されることが多い本です。 アメコミ作家に与えた影響も大きく、現在もアメリカのAmazonのフィギュアドローイングの部門では売上1位になっています。 ただしやさしい人物画というタイトルとは裏腹に「全然やさしくない」という意見が多い本でもあります。 確かに全くイラストを描いたことのない人が、評判を聞いていきなり手をだすと心が折れる内容ではあります。 ちなみにルーミスの本はほぼすべての本のタイトルに「やさしい」「初めての」などと書いてありますが、原題ではそんなこと一言も書いてありません。 タイトル詐欺だと思う方は、本を買ってもらいやすいようにキャッチーなタイトルをつけた当時の編集者を恨みましょう。 ルーミスのやさしい人物画はどうして無料なのか?
ルーミスのやさしい人物画を使って絵の描き方が少しでも上手くなれた、上手くなれたと感じた方は居ます?
多くの漫画家さんがお勧めしています。 今まで感覚でやってきて、今行き詰まっている方にもおすすめしたい本です。 一年前から3度ほど図書館で借りていたのですが、正直やさしいってなんだっけなと感じる内容(今思えば未熟も未熟で、基礎も全く知らなかった状態でした。)で1度もきちんと理解しながら描いてきませんでした。 しかし今回基礎を学ぼうと本腰を入れ活用してみると。びっくり、50枚ほど勉強する頃には人体を自分の動かしやすいように動かせるようになりました。画面の中で自在に動いてくれるのは楽しいものですね^^* 確かにとっつきやすいかと聞かれれば、そうではない気はします。 しかしこの本は1ページからきちんと勉強すると 、これから先ずっと使える技術や考え方が身につく本です。基礎をしっかり学ぶと変わりますよ〜! 人体デッサンをゼロからやり直したいので、購入。 A. ルーミスの作品 この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。 やさしい人物画を本棚に登録しているひと 登録のみ 読みたい いま読んでる 読み終わった 積読
こちら。 ダウンロードは pdf です。 このご時世でありながら、googleアドセンスを貼っていない男らしいWEBサイト。 ちなみに、同じ方が立ち上げられている、 Open Drawing Books – Open books for Creative Minds! このようなサイトもあります。 こちらはルーミス先生とは関係なく、タメになるイラスト関連本をダウンロードできるページ。 こちらも英語で pdf ですね。 他にも公開しているサイトはありますが、大体はここからの転載でしょう。 筆者のイラスト事情 ちなみに私事になりますが、hkmさんは結局、絵を描いていません。 絵を描く事を好きになる前に知識を詰め込んだのが原因です。 下手な絵を描く事がどうしようもなく怖くなってしまったんですね。 最初の一歩の重さ、それと知識の量。 これが比例しているという事を痛感した次第です。 絵を描きたい、なんて話もよく耳にしますが、極論、ペンと紙があれば誰だって絵は描けるのです。 まずは絵を好きになる事。 絵を上手くなりたい、なんて質問に対するアドバイスで「ひたすら描く」なんて回答をよくみかけます。 それって、こういう意図もあっての事なんじゃないかな、と今になっては、ふと思います。 全てを一言でまとめると、まさしく「ひたすら描く」に終結するのでしょう。 趣味は楽しくあってナンボだな、と 。 関連記事
人体デッサンについての教本を調べていると、必ず一度は出会うルーミス著の「 やさしい人物画 」。 イラスト教本というよりは技法書ですが、内容がすばらしかったのでそのレビューをまとめます。 概要 本書は、初めて人物画を描こうとする人たちにも分かりやすいよう、合理的、系統的に人物画の描き方を解説したものである。(本書の内容より) イラスト界の巨匠、 A.